当試験所はボス供試体の作製方法及び試験方法NDIS 3424 受講修了者が常駐しています。
国土交通省では,2006 年度より行われている「微破壊・非破壊試験を用いたコンクリートの強度測定」で、ボス供試体も採用されています。
測定者の要件としては、講習会を受講修了者となっています。
BOSS:Broken Off Specimens by Splitting
「ボス試験」は構造物コンクリートの内部を損傷することなく容易に供試体の採取ができ、その後の供試体成形の手間を省き、さらに供試体採取後の補修などの問題を解消し、構造体コンクリートの圧縮強度試験、耐久性試験を実施できます。
ボス供試体の割り取面は、成形板によりボス供試体の割り取面積の約40%が縁取りされているため、成形板に沿った面(構造体コンクリート表面)でほぼ直線的に構造体コンクリートから割りとることが出来ます。